チェレンコフ望遠鏡によるガンマ線のステレオ観測

超高エネルギーの天体ガンマ線が大気中で起こすシャワー現象は 地上高度5-10km程度の上空で起こり、放出されるチェレンコフ光は 直径300m程度の光の円盤として地上まで到達します。 この円盤内に複数の望遠鏡が入った場合、チェレンコフ光の 像は元のガンマ線の到来方向から1度程度離れて観測されますが、 像の長軸方向の交点はガンマ線の到来方向と一致します。 このことを利用してガンマ線天体を観測する角度分解能を 高くし、宇宙線雑音との分離を高めることができます。 これがステレオ観測と呼ばれる方法です。